のんびりdiary

日々、思い悩み感じたことを綴ります

しないけれども

おっさんが入院した。どうやら扁桃腺がやられたらしい。

土曜日にいらぬことを言うからだ…と思ったわたしは、罰当りであろう。
社員さんは大変であろう。けれども、わたしは暫くおっさんに会わずに済むと思うと気が楽である。

そんな土曜日。帰りにドラッグストアへ寄った。
いつものコンビニでコーヒーとタバコでは落ち着かないからだ。何も買うつもりはない。ただ見るだけ。節約中なのだ。それも今では無駄になったけれども。

ふと。気持ちがわかった。

転売のために万引きをしたり、流行りやスリルで万引きをしたり、必要だから万引きをしたり、そういう人の気持ちはわからない。
けれども。

店員に声をかけられて、自分が万引きをしていることに気がつく。ストレスが引き金の万引き。
万引きをするつもりでお店に入ったのではない。必要なら買うつもりで財布もお金もある。
なのに、気がついたら。気づかせられたら。手やバックに商品があった。

その気持ちは、なんだかわかった土曜日であった。
しはしないが。

レジでお金を触っているとき。ふと、思うことがある。
無意識にお金をつかんでポケットに入れるのではないか……と。きっちり意識を保とうと、心の中で自分をビンタする。でないと、ほんとうにしてしまいそうで不安になる。

物盗りになりたくないので。
そんな自分は断固として拒否する。

けれど。ふと、すとんとそんな思考がふってくる自分が恐ろしくなるときがある。
いつか、やってしまうのでは……と。

だから、そうやって。するつもりもなく財布もお金も持ってきているのに万引きをしてしまった人の気持ちが少しわかった。

発散のために、ではなくて。

自分でもなぜお金を払わずに隠したのか。まったく理解のできない物盗りさん。

きっと「無」だったんだろうね。

「自分」がどっかへ行ってしまっていたのだ。

そういう感覚は、なんとなくわかる。

高校生のころ。修学旅行前に精神病の友達と些細なことで揉めた。今まで一緒にいた他の子は、すべてその子を輪になって守り、無数の槍をわたしに突きつけた。おまえのせいで、おまえのせいで。
ほんとうは売り言葉買い言葉であったが。事実は曲げられた。わたしが一方的に売り付けたことになっていた。おまえのせいで、死にたいと言っている。おまえのせいで、自傷している。すべておまえのせいで。おまえのせいなのだから、おまえが責任を取れ。そうやって無数の槍が突きつけられた。
そのまま。修学旅行の部屋割り決めになり。なんとか、受け入れてくれるグループがいた。
そして修学旅行に行く。
ある日。先生に無理矢理、一対一で話し合いをさせられた。する気はない、というと側にいた「輪」が。逃げるのかと言った。話をする気のないやつと話をする気はないと言って立ち去った。
同時刻。その精神病の子のグループでは問題が起きていた。一人の子が、精神病の子からのけ者にされて、先生に相談中であった。他にもう一人の子は、自分のせいだと自分を責めて、誰にも言わずに携帯で父親に連絡し迎えを呼んでいた。それに気がついた先生が説得中であった。
説得中の先生と相談中の先生が、わたしと精神病の子の間に入って、問題が起きないように配慮していた。その二人がいない間に、他の先生が勝手に話し合いをさせた。
わたしは「逃げるのか」という言葉を背に浴びながら。旅館の外のお庭へ出た。いつもの「わたし」を取り戻すために。
すると、こちらの問題を聞き付けた相談中の先生が駆けつけてきた。
ホットケーキは悪くない、あの子は今、冷静に話し合いなんてできる状態じゃない、その場を立ち去ったのは間違っていない、悪いのは勝手な話し合いに気がつかなかった自分たちだと先生は言った。
どうしてわたしが責められなければならないのか、こんなとこにきてまでどうして今さら話し合いをさせられるのだ……と泣きついた。外では誰にも見せたことのない涙、姿。
実は……と先生が事情を説明した。自分は相談中で、もう一人の先生は説得中で、いない間に勝手にされたのだと。
相談の内容、説得の理由。どちらも聞いた。無理矢理聞き出した。すると、発端はすべて精神病の子であった。
わたしは説得中の子に会わせてくれといって、会いにいった。
悪いのはわたしだから気にしなくていい、一番の発端はわたしと精神病の子との問題が引き起こしたことであって、あなたは何も悪くないから。
自分を責めて帰る必要はない。居辛いなら、わたしの側にいればいいし、わたしのグループの部屋に来ればいい。とにかく何も悪くない。
何度も何度も言った。そういや、明日警報出てるけどどうする?とか。大浴場行った?とか。わたしテストやばいよとか。どの科目きらいとか。何気ない、そんな話を交えながら。
帰ると一点張りだったその子は、トイレに行って少し考えると言った。帰ってきたときには、泣きはらした笑顔で、帰らないと言った。
そしたら部屋で待ってるね、とわたしは立ち去った。後始末のお話がその子と先生とその子の父親とあったからだ。
部屋に戻ると。精神病の子のグループ一人が、わたしに声をかける。先生いない?と。
その先生は説得中の先生であった。理由を聞いた。
おまえには関係ないと言われた。誰が呼んでるの?と聞いた。精神病の子だと言った。
わたしはカチンときた。自分を止められなかった。
部屋に入って、精神病の子に怒鳴り付けた。
一人はこうやって悩んで相談中、もう一人は自分を責めて帰ると言っている。ぜんぶあんたの部屋の子だ。そんなことになっているのに、その問題を解決中の先生をなぜ今必要なのだ。いつもいつもわたしがニコニコと許していると思うな。
わたしはとことん冷たかった。精神病の子がわたしの言葉と態度に過呼吸になった。わたしはこう言った。
だからなに?死ぬわけじゃあるまいし。発端はだれ?いい加減にしてくれ。
先生に外へ追い出された。相談中の先生も説得中の先生も他の先生も駆けつけた。
なにをしているのだ、と怒られた。けれど、相談中の先生も説得中の先生も何も言わなかった。
2日目の夜のことであった。

修学旅行は3日間。3日とも、誰よりも遅く寝て、誰よりも早く起きた。つまり、眠れなかった。
慣れないグループ、慣れない環境。
やっと眠れたのは帰りのバスだった。
そういえば。修学旅行中、何度も先生に。バスの中は暇だから寝ろと言われていた。
あとで聞いた話。先生のスパイみたいな子がグループにいて。逐一わたしのことを報告していたらしい。だから、3日ともまともに寝ていないのも知られていたようである。

ドラマか笑 聞いたとき思わず笑った。笑い事ではないけれど。

そして帰った。夜になった。部屋で一人、修学旅行のことを振り返っていた。

ふと気がついたら。玄関にいた。
ああ……行かなきゃ、早く行かなきゃ、今のうちに行かなきゃ、早く行かなきゃ、車が通っているうちに、早く行かなきゃ
そう考えていたのだろう。うっすらとそう考えていた自分が記憶にあった。

あれ、今まで修学旅行のことを振り返っていたのに。いつの間に玄関へ?

瞬間移動したような気分だった。

我にかえってよかったものの。そうでなければ結果はややこしい。生き死に、学校、家……たくさんの面倒事。

だから。なんとなくわかるのだ。
長くなってなにが「なんとなくわかるのだ」か読み返さないとわからないけど。

自分が「無」になったり。「自分」がどっかへ行ってしまったり。そういうことで、びっくり行動をしてしまう気持ちがなんとなくわかる。

土曜日は危うく店内から外へ瞬間移動してしまうところであった。久しぶりの、あの感覚であった。
心の中で自分をビンタして、自分を連れ戻したけれど。

ああ。どれもあと一歩で自分を連れ戻している。
こういうところは自分って最強なんだなあ~笑

サインバルタ飲みはじめて理性ぶっ飛ばし率は高くなったけど。基本は理性のカタマリ。
ぶっ飛ぶことができれば楽なのになあ……なんて、よく思っていた。

サインバルタね。いいんだけどね。
ストッパーゆるんゆるん(-_-)泣
爆発してあとで爆発した自分が嫌で嫌でどうしようもなくなったりすること、よくあります。
「楽しい」という、良い感情のストッパーがゆるんゆるんだったらいいのにね。そしたら、いつもケラケラ笑って過ごせるじゃない。
残念ながら怒りストッパーがゆるんゆるん。

だから店のスタッフと揉めるんだよね。
ジェイゾロフト単独のころは、まだ控えていられたのに。
主治医に言ったら「躁転!!!!」ってサインバルタ打ち切りになるから黙ってる。
よくないんだろうけど黙ってる。
これくらいの攻撃性、あそこでは必要さと自分に言い聞かせて。

あら。とっても長くなってしまいました。
出だしはなんでしたっけ……?

レンドルミンの腹下し。おさまりました。
今は逆で困っています。素直じゃないなあ、レンドルミンよ。

あとね。たまに。からだの筋肉がむずむずして困っています。きゅーっと力を入れるとマシだけど。
ロキソニン飲んで、ロキソニンテープ貼って対策中。
今もさっきまで、苦しんでいました(T_T)

あとは。ロキソニン飲みすぎて。効かなくなってきた。全身のあらゆる痛みや怠さがぴたっとおさまっていたのに。最近はゆる~くおさまって、ゆる~く痛みとか怠さが残る、はっきりしない感じです。
ロキソニンもワガママになってきたか……。

それと。あとは。
レンドルミン飲むとすぐに眠れるけど。4時間くらいで目が覚める。それはアモバンとかルネスタとかと同じ。レスリンは起きられないけど。
ただ、アモバンとかルネスタを飲んで寝て、起きたときの独特なしんどさは、レンドルミンはない。
それはレンドルミン、素直ちゃんです。
ただし。寝直しが厳しい。そこはアモバンとかルネスタは素直だった。だからこそ、起きたときの独特なしんどさが出るんだろうね。
寝直せないのは辛い。起きたときの独特なしんどさがないのは助かるんだけど。

とはいえ。やっぱりお仕事のときはデパスは抜けない。抜くと動けない。錆びかけたロボットみたいになる。
やっぱりデパスはいるんだよ……と実感。

さて。そろそろ寝ます。
この時間からのレンドルミンははじめてなので。少しビクビク……。
起きたら錆びたロボットだったらどうしようか。

まあ、おっさん入院していないから。なんとか誤魔化せるかな。

だから、サボってるって言われるのだ(^^)/笑